ごっちんの部屋に行くと、ごっちんはワインを出してきた。

「まだ一年早いよ?」

「何まじめなこと言ってんの?」

「まあ、そりゃそうだ」

いまどき、喫煙飲酒を二十歳までやらないってことのほうが珍しい。
ウチらだってそうだ。
なんかごっちんは最近ストレス溜まってるらしくて
飲むぞーなんて叫んでる。
…今日、私の誕生日パーティーだよね?
ごっちん、酒癖悪いんだよな…。


案の定…
ワインが一本、二本…

「よっすぃ〜!」

「ん?」

「よしこぉ!」

「なあに?」

「ひとみー!」

「…真希ちゃん、もう飲むのやめな?」

「やだ」

「でも…」

「やーだ」


こうなったらもう、結果は目に見えてるんだけど…


「ひとみぃ」

「なんだよ」

「気持ちわりゅい」

やっぱりね…。
トイレまで連れて行って、
吐かせて。
まあこれが最初じゃないし、慣れてるけど?

ベッドに転がってごっちんの肩を抱きながら髪を撫でてやってると
やっとのことで落ち着いてきたごっちんがふうっとため息をつく。

「ごめん、またやっちゃった…」

「…」

「ワインパーティーには程遠いね」

「そだね」

「怒ってる?」

「うん」

「せっかくの誕生日なのにごめんね?」

「違う。そんな飲み方してると身体壊す」

「よしこぉ」

「酒で癒さないでオレで癒せよ」

うるうると涙目になったごっちんにこつんとおでこぶつけて。
19の誕生日くらいかっこつけさせて?
あたしは君のヒーローになりたいから。

 

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